スマイルゼミの悪評②(難易度)
スマイルゼミの悪評その2
「スマイルゼミは簡単すぎ。高校入試のための実力が身につかない」
偏差値70越えの難関高校を狙っていて、お子さんの実力も偏差値70近くあるのであれば、この意見は「まったくその通り」と言えます。
難関高校受験向けの塾や通信教育ならZ会を選んだほうがいいです。
私が実際に「標準クラス」の問題を解いてみたところ偏差値45~55位の子供が偏差値60位までを狙う教材かなと感じました。
スマイルゼミの魅力は学習へのハードルの低さだと思います。
「本当はやりたくないけど、やらなきゃいけない」と思っている子供に「とりあえず勉強をはじめさせるため」の難易度であり、システムになっています。
提示された問題をこたえられるようにだけなるのか、問題の解説や単元の内容をすべて暗記するのかで偏差値は大きく違ってきます。
スマイルゼミのオンラインセミナーではスタッフが「標準クラスで偏差値70まで大丈夫」という説明をしていました。
タブレット内の学習内容を完璧に理解、記憶すればそれくらいの成績も可能といいたいのかなぁと思いましたし、わざわざ「特進クラス」を選ばなくてよいというようにも聞こえました。
昨日の学習内容です。
この範囲は得意みたいです。少し安心。
しかし、英語は「中学1年でこんなところまでやるの?」と思う内容ですね。
親世代が中学生だったころとはだいぶ差があります。
今までは中学1年の後半位に「英語嫌い」が大量発生していましたが、今は小学校から「英語嫌い」が増えているそうです。
英語の指導要領の変更は成功なのか失敗なのか。
実験台にされている子供たちがかわいそうに思えます。