ワークの丸付けと間違い直し
テストの3日前になったので、タブレットでの指示通り実際に紙に書く形の学習をしました。
主に学校から渡されているワークを解いて丸付け、間違い直しです。
学習の様子を見守りながら子供に伝えました。
「ワークを解いて丸付けして間違っていた問題は、正しい答えを写す」ここまでは「学習」とは呼びません。
これは、わかっていることとわかっていないことを確認するための単なる「作業」です。
ここから間違えた問題を確認、間違えていた知識や考え方を確認して改め、絶対に同じ間違いをしないようにすることを「学習」と呼びます、と。
今までは「次、同じような問題で間違えないようにしておいて」と伝えていたのですが、あいまいな指示でよくわかっていなかったようです。
この位きつい言葉で伝えたほうが伝わりやすいのかなと感じました。
保育の現場で昔、ある先生から「よくわかってない子に『ちゃんとしなさい』と注意するのは何も言っていないのと同じです。『ちゃんと』の中身がわからないからできていないのだから」と言われました。
何をどう伝えるか。難しい問題です。
『こころがけ』のようなものを伝えるときには正確さより相手の心に残る言葉を選ぶのが正解なのかもしれません。